Raum

アントロポゾフィー ラウム
RAUM
RAUMについて
イヴェントinラウム
アーカイヴ2007
アーカイブ2006
アーカイブ2005
アーカイブ2004
Schedule CALENDAR
■定期講座リスト
■福岡シュタイナー教室
■プリズム(治療的アプローチ)
■青い花(シュタイナー芸術)
■オイリュトミークラス
■ライアークラス
■らせん教室(ゲーテ自然科学)
■キリストの理解(講座)
お問い合わせ
リンク
アーカイブ 2006 

 

2006年度にラウムで行なわれた講座や催しです.レポートもあります.

 

 

2005年度  2006年度  2007年度  


◆「北欧の神話」講座◆  2006年

○講師より
北欧神話というと、日本人のわれわれには縁遠く感じられますが、実は英語の一週間の名前のなかには北欧の神々が隠れており(Tuesday、Wednesday、Thursday、Fridayは、それぞれ、チュール、オーディン、トール、フレイヤという神々の名前を含みます)、意外なところで身近な存在です。
北欧神話とは、ゲルマン語族共通の源から発した神々に関する物語で、その最も重要な資料は主にスカンディナヴィアからの移民によって成立したアイスランドで成立しました。ヨーロッパで民族文化復興の熱が高まった16‐17世紀以降、<再発見>され、広くゲルマン語圏の民族的ルーツとして親しまれるようになりました。その物語は巨人たちと絶えざる戦いを中心としたもので、オーディンやトールら中心的が巨人たちの勢力との戦いで倒れる<ラグナロク(神々の運命)>はワーグナーのオペラのモティーフとなるなど、北欧神話の代表的イメージとして流通しています。
本講座では、このような一般的イメージとは少し視点を変えて、女神や超自然的女性存在であるノルニル(運命の女神)やヴァルキュリァ(戦場での戦死者の選び手)といった女性存在を通じて、皆様と一緒に北欧神話を考えていきたいと思います。神話の中で女性性とは、どのように解釈され、それは現実の社会をどのように反映しているのでしょうか。一見、われわれとは全く接点がないかのように見える北欧神話ですが、淡色の文化が存在せず、色鮮やかな綴れ織りのように繋がり合っているように、神話の中にも、意外な近しさや、それとは逆の新鮮な驚きが混在して満ちています。皆様と、世界に対する視野を広げる喜びを共にできれば幸いです。

講師:相嶋智也
主催:ラウム企画

北欧神話についてお知りになりたい方には、特に以下をお勧めします。
【書籍】H.R.エリス.デイヴィッドソン『北欧神話』青土社…訳は今ひとつですが、現在手に入る日本語版の北欧神話研究書では一番良心的なものです。
【映画】『13ウォーリァーズ』…アントニオ・バンデラス主演の娯楽映画で、英国のゲルマン語族の歌謡『ベーオウルフ』の映像化です。細かい考証が非常にしっかりしていて、楽しみながらヴァイキング時代やゲルマン英雄伝説について知ることができます。
【ホームページ】
http://www.asahi-net.or.jp/~aw2t-itu/ …古英語を研究していらっしゃる先生のページで、北欧神話のページは非常にわかりやすく、正確な知識を得ることができます。各項目が詳細な北欧神話辞典があります。
 
 


 2006’〈青い花〉夏講座 ペーパーナイフ作り  2006年7月29日