◆Gaon はゲーテ的自然科学“らせん教室”にかれこれ10年とちょっと在籍しています。えっ! もうそんなに~!? という感じで改めて驚くのですが、これまで相変わらず繰り返されてきた毎月2回というペースにも飽きるということがまったくないどころか、今も新たな体験と気付きの連続です。
ドイツ・シュツッツガルトのシュタイナー教員養成所で、クラス担任と高学年理科の免許を取得して帰国した井手芳弘氏を講師に迎えて始まった“らせん教室”(当初は“河畔教室”という名称でした)、実は、今年で(推定年齢)16才の誕生日を迎えました…草創期から現在までにはメンバーも少し入れ替わっていますが、これってやっぱり驚異的なことですよね。
◆しかし考えてみれば「飽きない」ということは、それだけ自然界というものが多様であり、私たち人間にとってまだ開示されていない秘密を無尽蔵に擁するということの証なのだと思います。R・シュタイナーは若かりし頃、あのドイツの文豪・ゲーテの膨大な著作を編纂をするという公的な仕事を任された時期があり、その中でゲーテの自然科学に関する文献に触れ、その考え方から大きなインスピレーションを受けとったといいます。 おこがましい限りですが、私自身も人智学を学ぶにあたっては霊学的な観点と同じくらいに科学的な観点は重要で、そのことを無視して先に進むことはできないということを、自分の仕事を通じて実感させられてきました。その道はこれからも果てしなく長いものでしょうが、“らせん教室”を通じた仲間と共に学ぶことのできる、喜びに満ちた歩みでもあると思います。
「自分の内面世界を知りたければ外の世界を認識し、外界を知りたければ自分の内側を深く見つめなさい」…ゲーテのこの言葉を座右の銘にすえて、“らせん教室”ではこれからも井手氏のあくなき探求の成果が、新たなる認識に向けて開示され続けることでしょう。 ◆さて、ここでレポートする内容は教室のほんの1部、Gaonの個人的感想にすぎません。ご興味をお持ちになり、もっと知りたいと思われる方は、是非一度らせん教室にご参加ください。また、講座の詳しい内容は らせん教室講義録に掲載されます。講義録は参加者が講義メモをもとに書き、それを井手氏が最終的にチェックしているものです。高学年の理科の授業などにもお役立ていただけるかもしれません。詳細はらせん教室HPにて。